花の井と盲目の坊主の二人を見て、自分の気持ちにやっと気づいた蔦重でしたが。。花の井にとっては、鳥山ケンギョウに身請けされるのが一番良かったのだなと思いました。花の井の女郎屋の女将が、瀬川が身請けされたら、瀬川の名を継ぎたいという女郎が続いて出てくることにもなり、女郎たちの希望にもなるという女将の話もじーんときました。花の井は堂々と吉原から出ていけるのだなあと思いました。蔦重と花の井が本の間にメモを挟んで連絡を取り合うのが、誰か見ていないか、ちょっぴりハラハラしました。花の井から蔦重に返した本の間のメモは、蔦重からのメモを半分破ったもの。。花の井は笑顔で別れを。。粋で美しかったです。切ないけど、今の二人にはこれが一番なんだなと思いました。地本問屋が吉原と一切かかわらないとなると、蔦重が作る吉原細見はどこで売るのか。。蔦重たちはどんなアイデアを出すのだろう。次回予告では、新たな展開が始まりそうで楽しみです。
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